1オクターブの間に、任意の音を順番に並べると「音階」になります。たとえば”C”と”C'”の間の半音を全て並べたものを「半音階(クロマチック・スケール)」と言います。前回(2-2)で示した音名階段がこれですね(譜例2段目)。
日本の伝統音楽で聴かれる都節音階のように、5音からなるものもあります(譜例3段目)。
音階は他にもいろいろあるのですが、このゼミは、西洋音楽理論の基礎を取得することが目的ですから、まずは長音階(メジャー・スケール)を中心に学習することにします(譜例4段目)
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