2-5:メジャースケールの構造

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長音階(メジャースケール)の構造分析を行います。

まず、長音階を構成するオクターブ内で隣り合う音同士の音程関係を調べます。すると、次のような並びになっていることがわかります。

[主音]長2度[第2音]長2度[第3音]短2度[第4音]長2度[第5音]長2度[第6音] 長2度[第7音]短2度[主音]

次に、上述の音程関係を分析すると、[* ]-長2度-[* ]-長2度-[ * ]-短2度-[ * ]の並びを1セットとし、それが二段重ねられていることがわかります。

このような、4つの音からなる音の列のことを「テトラコルド」と言います。つまり、メジャースケールは「長-長-短」の音程関係からなるテトラコルドが2つ重ねられたものなのです。

あれ?
そうすると下段を上に持ってきたり、上段を下に持ってきたりしてもよさそうですよね?
この続きは次回をお楽しみに。

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