「伝え方」の大切さ

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バンド活動であれ、作曲であれ、表現者は自分が伝えたい内容には意識が向かうのだが、往往にしてそれを「どう」伝えるかということに無頓着になりがちである。

私が、かさこ氏のブログ添削サービスに申し込んだ時もそうであった。私は自分の記事の内容が面白いのかどうか、そればかり気にしていたのだが、誤解を恐れずに言えば、かさこ氏の添削は私の期待していたものとは違っていたのである。

かさこ氏は記事の「内容」には一切触れず、私のサイトの「形式」の弱さを中心に指摘した。大きく次の二つに大別できる。

  1. 階層構造のメニューが見辛い。
  2. どんな人が、何を、誰のために書いているサイトなのかがわからない。

1. については、現在はすでにサブメニューを取り払い、1つのページ内にリンクを配置する形式に変更した。電子古楽器研究のページに顕著であるが、こようにしたことで、記事どうしの関連性が以前より明確に見えてくるようになったと思う。おそらく検索エンジンから流入する人にとっても、バラバラに記事が存在するより、それらをまとめたページがあるほうが便利だろう。

2.については、サイト名を「音楽研究者 藤野純也の音楽論- 電子楽器, The Beatles, 楽曲分析」とし(自分で「音楽研究者」と名乗るのは少々

気恥ずかしくもあるのだが)、プロフィール文章を大幅に変更することで対応した。

考えてもみれば、私のサイトの内容は面白がってくれるである対象者が限定されるものなので、内容をあーだこうだ考えるよりも、まずは「面白がってくれる人」のもとに、内容が届くようにすることが先決であり、それさえできれば、書きたいこと書いてれば自然と読者は増えてくるのかもしれないですね。

以下余談・・・

ちなみに、かさこ氏からは、プロフィール写真の顔がわかりづらいことを指摘されたのだが、これにはこまった。正面からとったわかりやすい写真はこんなのしかないからだ。→

さすがにこれは威圧感ありすぎだろう…ちょっと盛ってる感じもするし。

しかし僕は昔から写真を撮られるのが苦手で、人にみせられるような写真は、演奏中に自分が気づかない間に撮られたような写真しかない。(担当楽器がキーボードなので必然的に横顔が多くなる)

もっとにこやかに写ってる、正面の写真はないのか?あ、あった、多くの仲間に「藤野さんが微妙に笑ってる!」と半ばネタとして指摘された写真、ポール・マッカートニーが来日しているときに、そのサポートミュージシャンのウィックスと撮ってもらった写真…

というわけで、画像処理でウィックスには消えてもらって、プロフィールに使いました。

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