アマチュアバンドの解散の原因としてよくありがちなのが、少しでも良い演奏、良いライブを実現するために、無理難題を要求する派閥と、ただ楽器を演奏するのが好きという派閥の温度差。
後者の言い分としてよく聞くのは「プロじゃないんだから楽しむことが第一」ってやつ。
僕もその通りだと思います。自分が楽しむために、自分のために音楽をできる、それがアマチュアの特権。
でもね、スタジオに入ってだらだらと曲をやって終わり、コンセプトもなく、ただ自分たちがやりたい曲をライブでやって終わり、それ本当に楽しいの？
「プロじゃないんだから」 「遊びなんだから」？
あのね、自分が納得できるまで、自分のスキルの限界まで作り込めるというのは、自己満足のために音楽ができるアマチュアの特権なの。
遊びを遊びでやることほどつまらないものはないし、楽しいだけの楽しさは、最初はいいかもしれないけど、すぐに飽きててまったく楽しくない。
全力で音楽を楽しみたいのなら、プロ並みに、あるいはプロ以上に真剣に音楽に取り組む必要があるんじゃないのかな。
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