横河オルガン(1930)

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楽器名:横河オルガン[名称は筆者による]
発明年:1930
発明者:山下行雄
特許:特許第93128号
特許権者:株式会社横河電機製作所

計測器メーカーの横河電機が1930年に出願した特許。ループ状のサウンドフィルムを回転させ、光源を鍵盤装置を用いたメカニズムにより遮ることで発音を制御する、トーキーの原理を応用した機械式電気楽器。当該特許を用いた楽器が、実際に作られたのかどうかは不明。

特許第93128号『電気楽器』

参考文献:

・特許第93128号『電気楽器』

藤野純也「1926年から1936年の日本における『機械音楽』としての初期電鳴楽器受容−特許文献と雑誌記事の分析に基づいて−」大阪芸術大学大学院2017年度博士論文


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