3-6:「ファ・ラ・ド」と「ド・ファ・ラ」は同じコード!

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3度積層でトライアドを形成した時、それぞれの構成音を低いほうから順に「ルート(根音)」「3rd.(第3音)」「5th.(第5音)」と言うことはすでに説明した通りです。

ただし下から順にルート、3rd.5th.となるのはコードが「3度積層」になっている場合に限られます。

例えば譜例に示されるように、3度積層和音の最高音と最低音を入れ替えると、どこかに4度の音程が形成され、単純に下からルート、3rd,5thと数えることができなくなりますが、構成音が同じなので、同じコードと見なされることに注意してください。

このような場合は一度3度積層の形に戻してから、各構成音の名称を考えるようにしてください。

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