1-1:五線上同じ位置にあれば「1度」

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音高Aと音高Bの距離を示す単位は「度」です、そして音高Aと音高Bが五線上同じ位置にあるとき、それは「1度」と数えられます(譜例1)。

「なぜ同じ位置にある=距離がないのに0ではなく1スタートなんだ」と疑問に思う方も少なからずいるようですが、ここは必殺「そういうもんだ」のカードを切りましょう。

とにかく5線上、同じ「線」の上、あるいは同じ「間(線と線の間のことを楽典ではこう呼びます)」にある音は1度と数えられます。

さて、ソとソ#の音程は何度でしょうか? 同じ高さの音を1度と数えるのだから、ソとソ#は2度?

違います。実はこれも1度の仲間なんです。なぜならソ#はソと同じ第2線(線は下から数えます)にあるから(譜例2)。同じ「線」、あるいは同じ「間」にある音を1度と数える。今回はとにかくこのことを「だけ」を頭に叩き込んでおいてください。

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