芝浦オルガン(1926)

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楽器名:芝浦オルガン[名称は筆者による]
発明年:1926
発明者:東條喜一(芝浦製作所研究係)[特許文献には発明者として谷島治正の名が記載]
特許:特許第70631号
特許権者:株式会社芝浦製作所

東條喜一「電気振動で音を出す楽器」『芝浦レヴュー』(5) 2, p. 70, 1926

現在確認されている中で最も古い日本の電子楽器。当時芝浦製作所に勤務していた東條喜一が大阪で開催された電気大博覧会(会期:1926.3.20-5.31)に出品するために設計、制作した。2オクターブの小型卓上オルガンに真空管1本、コイル、コンデンサからなる発振回路と接点を組み込んだシンプルな構造。当然モノフォニック。

芝浦製作所はこの楽器の特許を取得しているが、発振回路の特許では無く、鍵盤を離した時に発生する不要な発音を除去する機構に関するものだった。

特許第70631号『電気楽器の改良』


参考文献:

・特許第70631号『電気楽器の改良』

・東條喜一「電気振動で音を出す楽器」『芝浦レヴュー』(5) 2, pp.65-70, 1926

藤野純也「1926年から1936年の日本における『機械音楽』としての初期電鳴楽器受容−特許文献と雑誌記事の分析に基づいて−」大阪芸術大学大学院2017年度博士論文


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