山本音階蓄電器(1932)

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楽器名:山本音階蓄電器
発明年:1932
発明者:山本勇
実用新案:昭和7年実用新案登録第169416号

電気工学者の山本勇が1932年に発明した単音電子楽器。1932 年 3 月 20 日から5月 10 日の 間、上野で開催された「第四回発明博覧会」に出品された。ヘテロダイン方式を採用し、ガラス板の下に曲げた銅板をを組み込んだ「音階蓄電器」を用いて演奏する。

同時代の日本の電鳴楽器のほとんどが鍵盤楽器を志向しているのに対し、山本の楽器が非鍵盤インターフェイスを採用しているのは、1931年のはじめに日本に流入したテルミンやオンド・マルトノの影響を受けたためだと考えられる。


参考文献
・山本勇「電気楽器の話」『ラヂオの日本』15(5), 日本ラヂオ協会, p. 21-24, 1932
・藤野純也「1926年から1936年の日本における『機械音楽』としての初期電鳴楽器受容−特許文献と雑誌記事の分析に基づいて−」大阪芸術大学大学院2017年度博士論文


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