ウィックスはアコーディオンでピアノの音を鳴らしていた!

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詳しい言及は避けますが、2017年のポールマッカートニーの日本武道館公演でキーボーディストのウィックスイヤモニを通して聞いていた音を聴くことができました。

普通はバンド全体に馴染んでいるためはっきりと聞き取ることのできないウィックスの演奏が手に取るようにわかってとても勉強になりました。

特に驚いたのは、In spite of all the dangerです。2017年あるいは2018年のポールのライブに行かれた方はご存知だと思いますが、この曲でウィックスはアコーディオンを演奏しています。しかしライブではアコーディオンの音が聞こえなかったのでずっとウィックスがこの曲でどんな演奏をしているの気になっていました。

その謎がイヤモニ音源により判明しました。なんとローランドのデジタルアコーディオンを用いて、ピアノの低音リフを演奏していたんです!

ウィックスがデジタルアコーディオンを使用していることは、ウィックス本人による機材解説動画で知っていましたが、アコーディオンでアコーディオン以外の音を出すはずがないという先入観から、In spite of all the dangerはこれまでに6回ライブで聴いているのにまったく気がつきませんでした。

ウィックスのサウンドに対する職人的なこだわりには脱帽します。

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