SQ-1をモジュレーションソースにしてファズサウンドを作る

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ステップ・シーケンサーの使い道は自動演奏だけではありません。冨田勲さんの「パピプペ親父」やシーケンサーをオシレータとして使った音色は特に有名ですね。それらを再現に挑戦しても良いのですが、それはまた別の機会に譲って、今回がSQ-1を使ってファズ・リードの音色を作ります。

SQ-1の設定

 ステップごとの出力CVを決定するツマミを左一杯、右一杯…と交互に設定してください。

SQ-1を可聴周波数で走らせる方法

ヘッドフォン出力をSQ-1のSYNC INに接続すると可聴周波数で走らせることができる。

オシレータを矩形波に設定して、出力ボリュームを最大にします。MS-20にはメインアウトの他にヘッドフォン出力があるので、ヘッドフォン出力 からSQ-1の”SYNC IN”にパッチケーブルを接続します。この状態でSQ-1をプレイ状態にし、鍵盤を弾くとSQ-1が可聴周波数で走ります。ここでSQ-1のCV出力をア ンプにつなげば「SQ-1の音」を聴くことができるのですが、今回はSQ-1のCV出力をモジュレーションソースとして利用します。可聴周波数で走らせた SQ-1の出力でVCOに変調をかけるとまるでファズをかけたリードサウンドのようにになります。

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